二見浦の音風景〈出演者プロフィール〉
2024年 5月18日(土) 14:00 – 20:00
Jody Tenku Miyashita
Guitarist / Recording engineer / Composer
1977年生まれ。古来より聖地とされている霊山 戸隠山、飯縄山に囲まれた大自然で育ち、日本人プログレッシブロック、ニューエイジ、環境音楽、ヒーリングミュージックの草分けである音楽家の父(故 宮下富実夫氏)と60’-70’sサイケデリックヒッピーカルチャーど真ん中で育った米国籍の母の影響を受けて15歳の頃よりギターとトラックメイクを始める。
1995年GROUND REVERSEを結成。同名義で2000年にリリースされたコンピレーションアルバム<響現>に参加。
翌年1st Album TENGAKUをSPEEDSTAR RECORDSにて発売。
父の死をきっかけに拠点を長野に移し、BIWA Studioを引き継ぎ神社仏閣に奉納演奏を行う活動の他、自身のレーベルStudio TENGAKUも立ち上げRecording&Mixing Engineerとしても活動している。
THE FACTORSの活動の他に、不特定多数の録音集団〈TengakuDUB〉、SOLO名義の<JodyTenku> 、Electric Guitar Contrast Duo〈Orcinus Orca〉、528Hzチューニングをテーマとした<TENCOOJIN>など多数の名義で作品を世に出している。
Jodyの感性の根底にあるのは古来より変わらず存在する様々な周波数帯が鳴り響く生命や空や大地、それらが奏でる音による世界の調和と創造である。
BIWA studio
http://biwa.co.jp
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marron aka dubmarronics
1969年滋賀県野洲町生まれ。12歳の頃よりギターを始める。
ジャンルにとらわれることなく、さまざまな音楽を独自のフィルターでアウトプットする音楽家。爆笑の先に何かあると信じるスマイリーな音楽自由人。
marron aka dubmarronics名義のソロでは、アンビエントをベースとした独自の手法によるギターエレクトロニカの創始者として、世界各地のミュージシャンより支持を得ている。
坂田学との”dubdub on-seng”ではドラムンギターという編成での可能性を”Calypso On-Seng”の特大ヒットで披露。その他に、DJ Daichiとのハウスミュージックを基盤においた”Based on Kyoto”でのthink global act localの実践、自身のユニット”dubmarronics”での今までにないアンビエントの定義、勝井祐二・山本達久とのプログレッシブジャムトリオ”プラマイゼロ”でのジャム、SOFTのSIMIZとの京都観光案内兼ロックジャムユニット “ギターヒーロー観光協会’s”、528Hzの音楽理論で日本レコード大賞を受賞しているACOON HIBINOとのユニット”HERBS”、ショーロクラブの活動をはじめ映画音楽や数々のアーティストのプロデュースやアレンジを手がける沢田穣治とのユニット”ジョージとマロンのアンビな夜”、サヨコ(サヨコオトナラ、ex.ZELDA)のお供など、音楽に関わる総合プロデュースを含め活動は多岐に渡る。
また、アルゼンチンのFernando Kabusacki、シアトルのBill Horist、イギリスの映像作家Max Hattlerなど海外アーティストとのコラボレーションも多く、シアトルの舞踏チームP.A.Nの音楽担当として、春川インターナショナルマイムフェスティバルにてdokkebi awards受賞。パフォーマンスグループholonの音楽担当として、ACCサウンドパフォーマンス道場にて審査員特別賞を受賞している。その他に、Portland’5 Centers for the ArtsやMoore Theatre, Seattleでの演奏、mindfullness活動を支援する非営利財団All One Project Foundationへの音源提供、タイ・ベトナム・香港・マレーシア等アジア各国へ毎年ツアーを行うなど、海外での活動も多岐に渡る。
2022年には、永い時を経て”だててんりゅう”の活動を再開。
同年、京都大学のVisual Documentary Project(VDP)のHPに楽曲を提供。
https://vdp.cseas.kyoto-u.ac.jp/
2023年10月、宮崎の歌い手”HOU”の7インチレコード「いきんや節」を作曲、プロデュース。
2024年、YoshimiO、Marron、YO2RO、UCON、IEGUTIによるバンド”Newday”結成。
https://5bit.jp/marron
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2024年 5月19日(日) 14:00 – 20:00
サワサキヨシヒロ Yoshihiro Sawasaki
1990年代から活動する日本を代表するテクノ・オリジネイター。
’94年ベルギーのAPOLLOより「MeditationYS」名義でシングルSlumber/Space Raceを発表後、数々のエレクトロニックミュージック作品をリリース。
’99年末、東京スカパラダイスオーケストラ、FPM田中知之氏らと「SPEED KING」を結成。武道館を含む全国ツアーを行う。
2000年、岡田眞澄/曽我部恵一/ギターウルフのセイジといった面々がゲスト参加したアルバム「Dr.YS & THE COSMIC DRUNKARS」を発表。進歩的な姿勢で壮大な電子音を構築し、集大成と言うに相応しい作品へと仕上げた。
2004年”みうらじゅんin 東京ドーム郷土LOVE2004″で、音楽制作ならびに総合音楽プロデュース行う。
2007年、温泉音楽ワークス「Naturally Gushing」プロジェクトを始動。温泉をテーマにした世界初の環境音楽&映像集「Naturally Gushing DVD vol,1~3」を発表。その一方、SMAPのシングル「スーパースター★」の作詞・作曲(ナイス橋本と共作)、橋幸夫歌唱&みうらじゅん作詞による「ゆるキャラ音頭」の作曲など、各方面でマルチにその奇才ぶりを発揮する。
2019年、ワールドワイド・デビュー25周年記念として、1994年にリリースされた「PERFUMED GARDEN」(YS名義)、並びに1stアルバム「TRAVELLER’S LIGHT」(MUSHROOM NOW!名義)をリイシュー。人気ストリーミング放送”DOMMUNE”で特集番組を組まれるなど、益々活動的である。
最新作は2022年、14年ぶりで温泉音楽ワークス「Naturally Gushing vol.2」をリリース!
http://sawasaki.jp
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家口成樹 Shigeki IEGUTI
作曲家、サウンドプロデューサー兼、”PARA”、”EP-4 [fn.ψ]”などのシンセサイザー、キーボード奏者。
90年代初頭よりヘヴィサイケデリックロックバンド”花電車”や”Drillman”のメンバーとして音楽活動を開始。シンセサイザー、PC、エフェクターなど電気機器の特性を多用したエレクトロニックな奏法で、ノイズ、音響、ミニマルなどの現代音楽的なアプローチ、パンク、ハードロック、ジャズ、ポップスなど多種多様な作風をクロスオーバーさせ、国内外の多数のミュージシャンと主に即興演奏で共演。
2000年代よりミックス、マスタリングなどを含めたサウンドプロデュースを手がけ始める。2014年よりEnitokwa、MAYUKoとによるシンセサイザートリオ”Kruispunt”を主催。2017年よりEP4の佐藤薫のレーベル”φonon”のディレクターとしても活動。参加ユニットである”Singū-IEGUTI”、”EP-4 [fn.ψ]”の諸作品の他、コーディネーター、サウンドエンジニアとしてコンピレーションアルバム「Allopoietic factor」や”山本精一「Cafe Brain」”などのリリースを手がけている。
2023年3月9日、家口成樹、Enitokwa、MAYUKoによるハードコアニューエイジ・シンセサイザートリオKruispunt、8年ぶりのセカンドアルバム『Steganos-graphia』がCD、および配信でローンチ。 Singū-IEGUTI 『Diffraction』 デジタルアルバム、2023年8月4日にMarron-IEGUTI Ambient duo.feat.KIYO名義でデジタルアルバム『Monaural sound from JP』をリリース。
2024年、YoshimiO、Marron、YO2RO、UCON、IEGUTIによるバンド”Newday”結成。
https://skatingpears.com/sp4non/artist-detail/shigeki-ieguchi/
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RA-HAii
trackmaker. / beatmaker.
https://nam-chara-hoi.bandcamp.com
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SKYLARK a.k.a ま〜ちん (DJ・Screw Around)
滋賀県北部在住。東近江の中古レコード屋、CD屋、古本屋『Screw Around スクリューアラウンド』を運営。音の好みとしては奥底にブルースを感じるモノ全般。プレイスタイルとしては中南米のトロピカル音源を主軸としつつ、バレアリック、ヨットロック、シンセサイザーミュージックなど。海のものも山のものも都会も田舎も音で越境するBGMセレクター。温泉地や地方都市への旅の鮮やかな余韻をレコードメインで表現しようと奮闘中。
https://twitter.com/NwcSyvnlLH2PBAW
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deadram (DJ・ラム工房)
愛知県豊田市出身在住。
独特な解釈のダンスミュージックを軸に、その場の空気感、気持ちを読み解くオールラウンダーなDJ。音楽を通して出逢う全ての人が幸せな日々を過ごせますように。
https://soundcloud.com/deadram
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装飾:カイラスコウボウ(OHMI〼HIMMELI)
フィンランドの伝統装飾であるヒンメリ(himmeli)を制作、販売しています。
光のモビールとも呼ばれるヒンメリには、精霊が宿り、幸せを呼ぶ力があると言い伝えられており、窓辺や玄関先、寝室などに吊るしておくとゆらゆらと自然に揺れて美しい多面体のシルエットが壁やカーテンなどに浮かび上がります。
素材には日本の伝統的な素材であるオオアサの麻幹(オガラ)を使用しています。日本人の生活や、神事に欠かせない存在であったオオアサ。そんな麻で作ったヒンメリはどんな空間にもすっと馴染み、穏やかな回転は時間という概念を解放してくれます。
https://instagram.com/kailas_koubou/