5bit Records

01 : News

Event 04.05(水)

4/5 出演者プロフィール:小川紀美代


小川紀美代 Kimiyo Ogawa
バンドネオン奏者

日大芸術学部卒。バンドネオンの音色に魅せられて、ほぼ独学で奏法を学び始め、2001年単身ブエノスアイレスに渡る。

2003年、アルゼンチン最大の音楽祭「コスキン・フェスティバル」に日本代表として出演、2005年には大統領府博物館ホール他4ヶ所の公式コンサートに参加、現地ミュージシャンとのレコーディングや共演も多く、2010年の南米ツアーで好評を博す。パタゴニア・ トレレウ市ではコンサートツアーの際、その業績を認められて名誉市民となる。
2011年、札幌から沖縄までの20日間に渡る日本ツアーでは被災地でのチャリティーコンサートも行なった。

2012年パリ公演。ライフワークとするソロでは、ヨーロッパや、マレーシア、香港、カンボジアなどのアジア諸国でも高い評価を受けている。2007年からは、韓国で行われているアートフェスティバルに毎年招聘されるなど、アルゼンチンタンゴに限らず、CM音楽や劇伴への参加、演劇やダンス、映像、現代美術などとのコラボレーションに積極的に取り組んでいる。2016年バンクーバー、韓国公演。韓国ではマスタークラスも開催。

2017年、コスキンフェスティバルに2度目の日本代表として出演。ブエノスアイレスでのコンサートでは現地ミュージシャンや日系移民の方々の歓迎を受ける。この時コンサートに招待されていたアニバル・トロイロの孫であるフランシスコ・トルネ氏と親交を深める。2018年2月、ブエノスアイレスにて伝説のバンドネオン奏者アニバル・トロイロが実際に使用した愛器(アルゼンチン国立タンゴ博物館所蔵)でレコーディング、7月にCDリリース。10月にはトロイロのバンドネオンがフランシスコ氏と共に初来日。歴史的な楽器を携えて福島、名古屋、大阪、東京、横浜と10日間に渡る日本ツアー”Encuentro con Anibal Troilo 2018”を行う(アルゼンチン大使館後援事業)。また、アニバル・トロイロのドキュメンタリー映画”Pichuco”の日本語字幕版を制作。コンサートと映画上映による企画でタンゴ、アルゼンチン文化の普及に努める。

2021年コロナ禍、文化的活動が開始され始めたフランスに招聘される。パリにてギャラリーコンサート、オンライン配信コンサートに参加。南仏カステルナウを拠点とする Mezcal Jazz Unitと2箇所のコンサートを実現した。

また、バンドネオンオーケストラ「蛇腹隊」を主宰するなど、後進の育成にも力を注ぐ。
近年、蛇腹隊と共に福祉施設や被災地復興イベントにも積極的に参加している。
その他、幅広いジャンルのミュージシャンとのライブ演奏やレコーディングに参加している。国内外でも数少ない女性奏者。

小川紀美代official web site
http://www5c.biglobe.ne.jp/~kimiyo/